留意事項
過去の実績から見て、受験者は以下の事項に留意して論文を作成してください。
(1) 全般事項について
① 定められたルール(研究論文の基準-実施要綱(2)a~e)を厳守すること。
② ビジネスレポート(セールス用語やマーケティング用語を多用して論述する)のような形式に陥ることなく、学問的に受け入れられる論文の形式を整えること。
③
・ マクロ経済、政治及びファンダメンタル用語で過去を分析し、批判するのはテクニカル分析ではない。
・ ファンダメンタルな要素は極力排除すること。
(2) 概要と論文の関係について
① 概要は、論文で取り上げる事項と、それについての論旨を、簡潔かつ正確に記述したものでなければならない。
② 論文では、概要で記述していない事項を取り上げてはならない。
③ 論文では、概要で記述した事項を既知のものとして省いてはならない。
④ 概要の認定にあたって、論文で強調すべき事項や論議を避けるべき事項などの助言や、注意事項、条件などが付されている場合には、必ずそれを厳守すること。
(3) 論文の内容について
① 実施要綱(2)aの「オリジナルなもの」とは、従来手法、もしくは、よく知られた手法を新たな観点から見直すことも含まれるが、その場合は、同eの「知識体系(Body of Knowledge)に新たな知見を加える」という訴求力が弱くなることに注意すること。第3次試験では、特にeの基準が要求される。
② 実施要綱(2)bの「2つの国際市場」では、日経平均と円・ドルレートの2つを取り上げた場合に、後者が日本のマーケットを含んでいるため、真に「2つの国際市場」を取り上げたことになるかどうかについて議論が出ている。
③ 実施要綱(2)cの「結論」を下す場合、裏付けとなる資料(チャートや表)を付し、適当な書き込み(チャート・マーキング)を入れるなどして、審査員が論旨を理解しやすいような工夫を心がけること。
④ チャートや表には、明瞭かつ適切な表題をつけること。
⑤ 引用した文献やデータは、出典を明らかにし、注記をつけること。
⑥ 論文は、単なる解説的なものではなく、今後の応用を可能にするような方法論となっていなければならない。
(4) 論文の構成様式の例
第1部 (目 的) リサーチの目的及び対象の概要について述べる
第2部 (方 法) リサーチの方法及び実施するテストについて述べる
第3部 (裏付け) 裏付け資料及びテストの結果について述べる
第4部 (結 論) 裏付け資料から導かれる受験者の結論について述べる
付 表 追加データがあればそれについて記し、参考文献及び略歴を記す。
(5) 提出論文の著作権と出版権などについて
原稿の著作権は、著者(および共著者)に帰属しますが、当該著作の全世界における排他的最優先出版権は出版者に付与されるものとし、当該著作はIFTAジャーナルもしくはIFTAウェブサイトで発表される場合があります。
また、ウェブサイトに掲載される場合には、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づき、「著作権は[著者(および共著者)の名前]に帰属します。原稿の読者は、著作権所有者の許可を得ずに複製を作成することができます。ただし、複製に著者と出版者の名前が明記され、複製が教育的な非営利の目的に使われる場合に限ります。」と表記されますので予めご了承下さい。
合格者の資格
IFTAから「国際テクニカルアナリスト連盟 国際検定テクニカルアナリスト (Master of Financial Technical Analysis :略称 MFTA)」の資格が与えられます。
(2005年12月現在、日本のMFTA取得者は49名)



