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NTAA 国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA)加盟 日本テクニカルアナリスト協会 特定非営利活動法人(NPO法人)

理事長あいさつ

 

古城理事長あいさつ

日本テクニカルアナリスト協会(略称NTAA)は、当時、配当割引モデルの第一人者であった住之江佐一郎を発起人として、1978年(昭和53年)に設立されました。株価の動きはランダムであるとするランダムウォーク理論が支持を広げると同時に、テクニカル分析に対する批判的な見方が広がりつつある時代でした。そうした中で、テクニカル分析に関する文献や知識が散逸することを防ぐことを目的として、任意団体として当協会は生まれました。発足当時の会員数は、約50名。月1回集まって勉強会を開くささやかな同好会でした。

1980年代になると日本の金融の国際化が進むと同時に、内外の金融・証券関係者が意見交換する場も増えました。1985年に日本に欧米のテクニカルアナリストが集まった際、NTAAは情報を共有する世界組織を作ることを提案し、多くの賛同を得ました。こうして1986年にNTAA、MTA(Market Technicians Association=現CMT Association, 米国)、STA(Society of Technical Analysts, 英国)が中心となって「国際テクニカルアナリスト連盟(略称IFTA)」が米国に設立されました。

1990年代に入ると、IFTAはテクニカルアナリストの標準化を図るため、資格試験制度を導入しました。世界共通の基準で、テクニカルアナリストを技量によってランク分けしようというものです。第1次レベルはMTAの資格試験、第2次レベルはSTAの資格試験をモデルとし、第3次レベルは新たに創設しました。

しかし、なぜ日本人は英語で試験を受けなければならないのでしょう。日本は、テクニカル分析では世界で最も古い歴史を持ち、独自の手法も多く、研究も盛んです。NTAAには、IFTAと同等の試験を日本語で実施する能力も十分にあります。そこで、NTAAは、IFTA公認で同等の資格試験を日本語で行うことにし、合格者にはIFTAの資格と互換性のある資格を与えることにしました。ただし、IFTAの資格検定料は日本の常識に比べてあまりにも高かったので、日本では通信教育をセットにすることにしました。

それまでのNTAAは、入会するのに理事2名の推薦が必要という、非常に入りにくい会でした。しかし、資格制度の導入を機に、第1次レベルに合格すれば入会できるように変更しました。その結果、1990年代半ばの会員数は200名程度でしたが、2000年始めには会員数が1000名を超えるに至りました。

会員数の増加に伴い任意団体での運営が難しくなったため、2003年に特定非営利活動法人(NPO法人)として再出発することになりました。その後、テクニカルアナリスト資格の認知が広がるにつれて会員数も増加し、2019年には約3000名を擁する会となりました。現在、IFTAには世界23カ国25団体の協会が加盟しており、その会員総数は7100人となっています。その中でNTAA会員の占める割合は約4割と、その存在感は各国が認める大きいものとなっています。

NTAAでは、様々なセミナーや催し物を首都圏はじめ各地域で開催していますが、これらはすべて会員のボランティアによって運営されています。事務局にいる常駐職員はわずか数名で、郵送物の受発送や電話受付、経理などの事務作業だけを行っています。それ以外の業務はすべて会員が手分けして行っています。金融機関に勤める現役サラリーマンや個人投資家など、会員の職業は様々ですが、各自が余暇を利用して手作りで運営している会です。

協会セミナーで講師を務める方も基本的に会員なので、会員は年会費だけ納めれば協会セミナーに無料で参加でき、テレビやメディアで活躍するような方々とも直接お話をすることができます。様々な立場のいろいろな方々と、意見や情報の交換ができるというのが会の最大のメリットで、それを享受するには各地で開催されるイベントに参加することが第一歩です。それぞれの地域の会員数に応じた頻度でイベントを開催していますが、お近くで開催される際にはぜひご参加ください。

私どもNTAAはテクニカル分析を学びたい方や投資理論の勉強をされたい方のお手伝いをしています。協会の趣旨にご賛同いただける方なら、どなたでも参加できます。どうぞお気軽にNTAAの門を叩いて下さい。多くの方の参加をお待ちしています。

 

2019年6月28日

理事長  古城鶴也

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