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NTAA 国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA)加盟 日本テクニカルアナリスト協会 特定非営利活動法人(NPO法人)

ストキャスティクス

ストキャスティックス

テクニカル分析でのストキャスティックスとは、価格の終値の位置と定められた日数の価格範囲を比較するモメンタム・オシレーターのことを言います。%Kと%Dを使う場合をファスト・ストキャスティクス、%DとSlow%Dを使う場合をスロー・ストキャスティクスという場合がありますが、基本的に2本のラインの組み合わせで用います。

ストキャスティクスの計算方法

%K=100×(直近の終値-一定期間の最安値)÷(一定期間の最高値-一定期間の最安値)
%D=(直近の終値-一定期間の最安値)の3日間合計÷(一定期間の最高値-一定期間の最安値)の3日間合計
Slow%D=%Dの3日平均
計算期間として5日~14日を使うのが一般的なようです。

使い方

  1. %K、%D、slow%Dが一定の水準(例えば20)を割った後、再び上回る時に買い、逆に一定の水準(例えば80)を超え、再び下回る時に売る
  2. %Kが%Dを、あるいは%Dがslow%Dを下から上に抜ける時に買い、逆に上から下に抜ける時に売る。
  3. 価格が高値を更新しているのも拘らず、オシレーターが前回高値を超えずに調整する場合に売りポジションをとる(買いはその逆)。

RSIとやや似ている面もありますが、ストキャスティックスの方が2本の線の組み合わせで見る分だけ、ダマシが少ないとも考えられます。下図中の2本線は%Dとslow%Dで、正式にはslowストキャスティクスと呼びます。しかし、ただ単にストキャスティクスと呼ばれることもあり、混乱の元になってい ます。

 

※ 日経平均株価は日本経済新聞社の著作物です。

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