株価分析への状態空間モデル(カルマンフィルター)の応用(1)
6月26日
- セミナー(数理研究部):『株価分析への状態空間モデル(カルマンフィルター)の応用(1)』
- 講師: 宮野 安弘氏 工学修士、MBA、日立製作所、新日本製鐵(オラクル出向を含む)を経て現在IT、経営コンサルタント
- 場所:事務局セミナー室(兜町平和ビル4階)
- 日時:6月26日(木)18:30~20:00
- 内容:系列分析の世界でフィルタリングに代表される状態空間モデルは、カルマンフィルターがあまりにも有名になってしまったが、経済学やファイナンスの分野への適用が顕著に拡大しており、資産運用、リスク管理、デリバティブ、商品設計などの実務に応用が進んでいます。今回はその中で、システマティック・リスクの測定指標であるベータ値の推定で、期間の取り方によって、ベータ値が大きく変動するが、変動を許容しながら、精度の高いパラメータ推定方法をカルマンフィルターを利用して行う、可変パラメータ推定問題の分析例をお話ししていただきます