波動の活用一目均衡表不規則時系列抵抗・支持|牧野チャート|メニューに戻る


■ 三角方式による目標値予測


 三角方式による目標値の計算は、まず現在進行中のトレンドの認識から始まる。トレンドの起承転結分析の結果転換点がまだ先を読めれば、トレンド転換後の目標値段は試算しない。転換点近しと判断された場合に限り、転換後を試算する。技術的にはトレンドを構成する現実株価の最高値と最安値を結び、これを「陰陽中心線」とする。陰陽中心線が下向きならば新たに求める目標値段は上値に想定(高値予測)となる。陰陽中心線が上向きならば目標値段は下値に想定される。いずれにしても想定値段は前途指示中心線上に与えられる。
 前途指示中心線は、現在進行中のトレンドの終点(辺り)から生起する。終点辺りから陰陽中心線に対して45度の角度をもって起こされる。現在進行中のトレンドが下降トレンドならば前途指示中心線は上向きとなり、現在進行中のトレンドが上昇トレンドならば下向きとなる。前途指示中心線上のどこに目標値段が想定されるかは、陰陽中心線との関係で決まる。陰陽中心線上のチャートポイント(複数であり得る)から105度の角度で、前途指示中心線に向かって前途指示線が起こされ、この前途指示線と、既に想定されている前途指示中心線との交点に、新たに目標値段が与えられる。
 陰陽中心線上にチャートポイントが1つしかなければ目標値段は1つだけである。チャートポイントが3つあれば目標値段も3つになる。この場合は、時価から近い順に、第1目標、第2目標、第3目標となる。2階に上がるためには先ず玄関から1階に上がらなければならないように、最初に重要なのは第1目標である。そして第1目標達成後に、今回はこれで終わりなのか、それとも第2目標を目指すのかが、議論の対象となる。